目の症状によって温めるか冷やすかを決める

 

目が疲れたと思ったら目を温めますか?それとも冷やすでしょうか。疲れ目や眼精疲労は、目のレンズである水晶体を支える毛様体筋の緊張やコリによるものとされ、血行促進のために温めるとされてきました。ですが、冷やすというケア方法も行われているようです。温めるのか冷やすのか、そんな基本的な疑問について考えてみましょう。

 

目の症状には温めるべきか冷やすべきか

 

目のさまざまな症状は、毛様体筋のコリによるものが大きいとされてきました。毛様体筋は目のレンズの役割を担っている水晶体を支えている筋肉のこと。この毛様体筋が伸びたり縮んだりしながら、水晶体の厚みを変え、ピント調節機能を果たしているのです。

 

毛様体筋のコリは体のさまざまな血行不良を起こします。肩こりと同じく、筋肉のコリは血流を妨げるため、血行を良くすることが大切だと言われています。そのため、ホットアイマスクのような目を温めるアイテムや血行促進のツボやストレッチなどで血行改善を図ります。

 

ホットタオル

 

血行を促進するためには温めることが一番。では、目のさまざまな不快症状の改善のためには、温めるといいのでしょうか。実は冷やすという改善方法もあるのです。この温熱療法と冷却療法は、漢方の世界では温罨法冷罨法として、昔から行われてきた治療方法です。

 

温罨法は、目の周りの筋肉を温めることでコリをほぐし、血液の流れを改善させます。そのため、同時に肩こり頭痛などの改善にも効果を発揮すると言われています。また、筋肉がほぐされるためリラックス効果も高まります。

 

温めるという行為はこのような効果が期待できます。

  • 新陳代謝を活発にする
  • 免疫の活性化

 

一方の冷罨法も目にとってさまざまな効果を発揮します。冷すということは、血管を一時的に収縮させる働きがあります。血管が収縮してしまうのは、血液の流れを悪くしさらにその症状を悪化させるのではないかという心配があると思いますが、一時的な冷却であり、その反動で血液が流れやすくなるという利点もあるのです。

 

冷やすという行為にはこのような効果が期待できると言われています。

  • むくみが取れる
  • 炎症を抑える
  • 痙攣や痛みを抑える
  • 活性酸素を抑制する

 

温めるといい症状は

 

目のさまざまな不快症状において、温める冷すかを見極めることがとても大切なことです。間違って反対の方法を行ってしまうと、効果が半減するどころか、症状が悪化してしまう場合もあるからです。ではどのような症状の場合、温める温罨法を行えばいいのでしょうか。

 

温めるということは筋肉のコリをほぐし、血行を良くする効果があります。そのため、疲れ目眼精疲労、またそれに伴う肩こり頭痛などの不快症状にも効果を発揮します。

 

眼精疲労などの目の症状には、基本的に温めておけば問題ないと思われます。また目の潤いを保つための線の詰まりによるドライアイにも効果的です。

 

ドライアイの原因となる詰まりを解消してくれるからです。ですが、目に痛みのある人、何か炎症を起こしている人、かゆみや充血のある人に温罨法を行ってしまうと、
かえって逆効果になる恐れがありますので注意が必要です。

 

冷すといい症状は

 

頭痛

 

眼精疲労などの目のさまざまな不快症状には温めることが基本ですが、冷やす冷罨法によって効果を得ることができるのはどのような場合なのでしょうか。冷やすことで効果を発揮、症状が改善する場合もあるのでしょうか。それはもちろんあります。

 

ホットアイマスクや蒸気で目の周りを温めるアイテムが登場していますが、それと同じように冷やしてクールダウンできる、そんなアイテムももちろんあるのです。冷やすという行動は、血管をキュッと収縮されます。冷やしている間は血流は一時的に滞るのですが、冷やすことをやめた時、その反動で一気に血流が良くなります。

 

そのため、冷罨法でも血行を促進させることができると言われています。冷罨法を行うといい場合は、充血したりかゆみがある人、痛みがある人、炎症を起こしている人。温罨法とまったく逆のパターンになります。

 

正しい温め方と冷やし方

 

温める方法がいいのか、または冷やす方法がいいのかは、症状によってどちらか効果を発揮する方を選ぶといいということが分かりました。では、その方法とはどのようにすればいいのでしょうか。まずは目の温め方。目を温めるホットタオルを作ります。

 

レンジでチンすればいいのですが、大切なのはその温度。あまりに熱すぎるとやけどをする危険がありますし、低すぎると効果は半減します。その温度はお風呂と同じくらい、38度から40度程度にするといいと言われています。

 

温める時間は約10分間。10分間もの間、1本のホットタオルが38度から40度の温度を保つことは不可能ですので、数本のタオルを用意しておき、冷めてきたら取り替えましょう。

 

次に目の冷やし方を見ていきましょう。氷水などにつけ、硬く絞ったタオルを用意します。これもホットタオルと同じですぐにぬるくなってしまうので、タオルは数本用意しておきましょう。目の周りを冷やす時間は約10分間。さらに血行を良くするため、そして充血を取るためには、ホットタオルとクールタオルを交互に目に乗せ、血行促進スピードをアップさせるという方法もあります。

 

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