辛い症状は目から体全体へ

 

疲れ目や眼精疲労が引き起こすさまざまな症状は、目の症状だけに限ったことではありません。中には体全体のバランスを崩したり多くの不快症状を引き起こすこともあります。目を原因とする不快症状にはどのようなものがあるのでしょうか。そしてその不快症状はなぜ起こるのでしょうか。

 

ひどい肩こり

 

寝ても起きても肩こりの症状が一向に回復しない、万年肩こりの人も多いのではないでしょうか。マッサージに行っても調子がいいのはその時だけで、すぐに元に戻ってしまう。肩こりは血流不良によるものが大きいことは分かっているものの、なかなか改善しないのはなぜか。

 

その理由のひとつに疲れ目や眼精疲労などの眼の症状にリンクしている事例が挙げられます。目と肩、どこがどうつながっているのでしょうか。もともと疲れ目とは、目の不快な症状が1日たっぷりと睡眠を取ることで回復する程度の症状を指します。1日きちんと睡眠を取ってもその症状が回復しない、または目以外の場所にまで影響を及ぼし始めることを眼精疲労と呼んでいます。

 

眼精疲労は、目を長時間酷使することによって起こります。パソコンやスマートフォンなどを操作する際、目は常に緊張状態にある上、腕、肩、首にもさまざまな影響や負担を与えています。無理な体勢に加え、毎日のデスクワークによる血行不良が筋肉のコリと相まって、眼精疲労を引き起こしているのです。

 

肩の痛み

 

目の緊張状態から生まれた疲労物質は、首や肩、腕などにも当然広がり、末梢神経にもダメ―ジを与えているのです。まずは、きちんと目を休ませることから始めましょう。1時間のデスクワークをこなしたら、約15分から20分程度の休憩を。

 

また、パソコンを下から上に見上げるようにして作業するのは眼精疲労を引き起こしやすい体勢です。また肩より腕が上に上がり、さらに肩こりを悪化させる原因になります。パソコンのディスプレイや上から下に見下ろすような位置にセッティングし、肩より腕が上に上がることのないようにしましょう。

 

同じ体勢を長時間続けると血行が悪くなります。肩や背中の大きな筋肉である肩甲骨のストレッチや、目をぐるりをまわすような目のストレッチも行いましょう。オフィスでも気軽にできる解消方法を決めておくと安心です。

 

めまいや吐き気

 

眼精疲労が原因でめまいを起こし、それにともない吐き気をもよおす場合もあります。眼精疲労が原因のめまいは、自律神経の乱れが要因になっていることが多くあります。

 

目のピント調節を担っている毛様体筋という筋肉のスムーズな動きは、自律神経が大きく関係している場所です。眼精疲労は、この毛様体筋に大きな負担をかけることによって起こります。そのため、毛様体筋の疲労は自律神経のバランスを崩すことにもつながってしまうのです。

 

自律神経がバランスを保てなくなると、体の平衡感覚を保つことも難しくなります。めまいはそのようにして起こり、ふらふらとした感覚は吐き気を引き起こしてしまいます。めまいの種類も色々ありますが、眼精疲労からくる目が原因のめまいを視覚性まめいと呼んでいます。

 

このような場合は、目にかかる負担を少しでも少なくするように、目に悪い影響を及ぼすブルーライトをカットするシートをパソコンに貼ってみたり、またはブルーライトカットメガネをかけて作業するなどしてみましょう。

 

ブルーライトメガネ

 

また、自律神経の乱さないため、規則正しい生活が大切です。交感神経と副交感神経をきちんと働かせるため、睡眠を取ること、そして寝る前のスマートフォンをやめること、暗くして眠ることなどが大切になてきます。

 

また、眠る前の入眠儀式として、横になったままできるヨガなどを取り入れることをおすすめします。ヨガを行いながらいつの間にか眠っていたということも少なくないため、明かりを消し、熟睡できる体勢で行うといいでしょう。

 

頭痛

 

眼精疲労や疲れ目のからくる不快症状で、一番多い症状は頭痛ではないでしょうか。頭痛に悩まされている人の多くは、目から影響を受けています。水晶体という目のレンズの役割を果たしている部分を支えている筋肉が毛様体筋です。

 

毛様体筋は伸びたり縮んだりしながら、水晶体の厚みを変え、ピント調節を行っています。長時間の緊張状態が続くと、毛様体筋はコリを起こし血流が悪くなります。目と頭は近くにありますので、脳にも十分な血液、そして酸素が行かなくなり頭痛が起きてしまうという仕組みです。

 

頭痛にはこのような種類があります。

偶発頭痛・・・1〜2ヶ月間続き、痛さのあまりじっとしていられないくらい痛い。目の奥が痛くなったり何かに刺されたような痛み

片頭痛・・・脈を打つようなズキンズキンといった痛み。1ヶ月に1回から2回程度で左右片方が痛む

緊張型頭痛・・・締め付けられるような痛み。毎日続く。あまりひどくない場合が多い

 

眼精疲労などの目からくる頭痛は片頭痛か緊張型頭痛の場合が多いと言われています。このような場合は温めて血行を良くし、少し横になりゆっくりとリラックスすることが大切です。

 

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